リフォームの進め方

リフォームの見積はどう見る?相見積の比較方法や追加見積についても説明

リフォーム見積の見かた

「リフォームの見積は難しくてよくわからない」

そういう人を多く見かけます。

相見積の場合は各社のリフォーム見積を比較しなければいけないし、一社に見積を依頼している場合でもリフォーム見積の確認は必要。

リフォーム見積っていまいちどう見たらいいかわからないんだよな

ほとんどの方がこんなふうに思うのではないでしょうか。

でも、リフォームの見積の比較や確認は、プランの確認と同じぐらい重要。

  • どんな内容でリフォームをするのか
  • このリフォーム見積を出したリフォーム会社は信用できるのか

など、リフォーム見積からわかることはたくさん。

リフォームの見積は見かたさえ知っておけば、実はそんなに難しくありません。

まるた
まるた
見積の見かたをしっかり解説するので、安心してください!

この記事では、

  • リフォームの見積内容を確認する方法
  • リフォームの見積比較のしかた

などについて、わかりやすく説明していきます。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

リフォームの見積はたくさんの選択の積み重ね

リフォームの見積はたくさんの工事項目や材料について、それぞれ数々の選択肢のなかから適切なものを選んで成り立っています。

ちょっとわかりにくいと思うので、トイレをリフォームする場合の工事項目と選択肢を見てみましょう。」

まずは画像で「選択が必要な項目」に番号をつけてみました。

この数字がついた部分について、それぞれ

  1. どんな工事内容にするか
  2. どんな材料を選ぶか

の選択が必要です。

トイレの工事内容

出典:TOTO

番号をつけた工事項目ひとつひとつについて、以下の選択肢の中から適切なものを選択し、リフォーム見積を作っていきます。

  1. 天井の壁紙(クロス)は張り替えるか
  2. 廻り縁(天井と壁の間にある木材)は交換するか、塗装するか
  3. 照明器具は交換するか、どんな器具か
  4. トイレにミラーはつけるか
  5. 壁紙は張り替えるか、タイル張りなど壁紙ではない材料を使うか
  6. 窓枠は交換するか、塗装するか
  7. 窓は交換するか、どんな窓か
  8. ウォシュレットはリモコンタイプか、それとも便座横に操作ボタンがつくタイプか
  9. 手洗い器は必要か、どんな手洗い器をつけるか、壁に埋め込むための壁工事は必要か、それともタンクに手洗い器がついているタイプか
  10. 収納は必要か、手洗い器についている収納で十分か、それとも別に吊戸などが必要か
  11. 紙巻き器は交換するか、棚付き?2連?それとも既存再利用か
  12. 体重がかけられる棚や手摺などのバリアフリー商品は必要か、取付方法はどんな工法なのか
  13. 巾木(床と壁の間にある木材)は交換するか、塗装するか
  14. 床材は張り替えるか、フロアタイルか、フロアシートか、フローリングか
  15. フロアシートの下に張ってある床合板は張り替えるか、上張りするか、既存再利用か
  16. 床下の配管(給水管)は交換するか、どんな管を使用するか、どの範囲で交換するか
  17. 便器はどんなものを選定するか
  18. コンセントは交換するか、アースはもともとついているか、新設するか

簡単にまとめてもこれだけの選択肢があります。

トイレだけでこれだけの選択肢があるのですから、家全体のリフォームの場合はとんでもない数の選択肢になります。

工事前にこれらを全部把握することは、とても大変なことがわかりますね。

リフォームの工事では、

  • どこまでを新しくするのか
  • どんな工法で施工するのか
  • どんな材料を使うのか

など、工事内容や材料の選択肢がとてもたくさんあります。

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リフォーム見積に含まれている内容を確認

リフォーム見積に含まれている内容を確認

たくさんの選択肢の中の「どの内容」で見積がされているのかを把握することはとても大変なことですが、可能な限り理解しておくことがよいリフォームにつながります。

まるた
まるた
リフォームでよくあるトラブルの1つが、工事が終わってから、「ここも新しくなると思ったのに」などの行き違いです

その見積に

  1. 含まれているもの
  2. 含まれていないもの

をしっかり説明してもらってください。

見積に含まれる内容(工事範囲)は、見積書だけを見てもわかりませんので、

  • 図面
  • 仕上表
  • 商品(材料)リスト
  • 口頭での説明

などを組み合わせて、しっかり説明してもらう必要があります。

たとえば、見積書に「フローリング張り替え」と明記されていても、どんなフローリング材なのかわからないですよね。

実際のサンプルやカタログなどを見せてもらうことで、どんなフローリングで施工されるのかを確認してください。

リフォームの見積書はどう見る?

リフォームの見積書

よくわからない専門用語がならんでいると思いますし、㎡数などの数量も正しいのかどうかわからないと思います。

分からない部分をすべて理解しようとすると、とんでもない労力がかかりますので、そこまでする必要はありません。

ですが、わかる部分だけでも頑張って見てみてください!
わかるところだけをチェックするだけでも、色々発見できると思いますよ。

たとえば、

  • 外壁塗装だけをお願いしているのに、なぜか屋根の塗装が見積に入っている
  • 雨戸は全部シャッターに交換するはずなのに、なぜか雨戸塗装が見積に入っている
  • 壁紙張替の㎡数が明らかに他社と比べて多い
  • 太陽光は欲しいけれど蓄電池はいらないと伝えたのに、なぜか蓄電池が見積に入っている

のような、専門家でなくてもわかりそうな間違いを発見できる可能性があります。

ここだけの話、リフォームの見積は複雑なせいか、「かなりの確率で」間違いがあります。

よくわからない項目がたくさんあったりしてチェックするのは大変かとは思いますが、わかるところだけでも見てみると、意外に間違いが見つかるものですよ。

あまりにも間違いが多い見積を持ってくる会社は、要注意です。

誤字脱字が多すぎる見積書も微妙ですね。

また、その間違いを指摘した時の担当者の対応もしっかり確認してくださいね。

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リフォームの追加見積書はどう見る?

2回目以降にもらう見積のチェックは意外に簡単です。

前の見積と比べてどこが変わっているのかをチェックすればいいだけですから。

ここで注意があります。

リフォームの場合、こまかく内容を打合せして決める前に、とりあえずの内容をリフォーム会社が選択し、その内容で見積を作り、契約をします。

これは、リフォーム会社が契約するまでの見積作成やプラン作成を無料にしている都合によるもので、契約前に無料で何回もの打合せをすることができないことから、このような契約のしかたをしています。

これ自体は全然悪いことではなく普通のことなのですが、

  1. 見積提出
  2. 契約
  3. 何回かの打合せ
  4. 変更した内容で追加見積提出、再契約

と進んでいく中で、

  1. 契約後に変更した内容で見積修正

の段階になって、最初の見積に入れ忘れた項目を「黙って」入れる担当者が「けっこう」います。

たとえば、最初から外壁塗装をする予定だったのに、初回見積に足場の費用を入れ忘れてしまい、そのまま契約。

打合せで変更した内容で追加見積を作る時に、その足場代を「黙って」見積に入れるというような行為です。

まるた
まるた
見ていると半分以上の担当者が黙って追加していますね。私としてはかなり許せない行為です

初回の見積を検討した結果、その会社でリフォームすることを決めて契約したのに、その見積に入れ忘れたからといって、後から項目を「黙って」追加するのは信頼をなくす行為だと思いませんか。

見積をするのも人間ですから、間違いはあるかと思います。

でもそれを「黙って」後から見積に入れるのはどうでしょうか。

「説明した上でお施主様が納得すれば追加させていただく」というスタンスが、正しいあり方だと私は考えています。

ですので、そういった項目を見付けた場合は、遠慮することなく担当者に確認してみてくださいね。

もちろん、打合せで変更した内容が見積に追加されているのは当然のことですので、そこは混同しないようにしてください。

【相見積】リフォームの見積はどう比較する?

リフォームの相見積

この記事の最初に、リフォームでは工事内容や材料の選択肢がとても多いことをお伝えしました。

これらの選択肢のうち、それぞれのリフォーム会社が「もっともお施主様の家に合う選択肢」を1つずつ選択していきますので、全く同じ工事内容で各社が見積をすることは不可能。

まったく同じ工事内容での見積ではありませんから、金額だけで比較してしまうとおかしなことになりますね。

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まずは、見積に含まれる内容をしっかり説明してもらい、その内容と見積を合わせて検討しましょう。

ただ、「リフォーム会社を選ぶ」という意味では、見積内容そのものよりも「会社との相性」が重要になってきます。ご注意ください。

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リフォームの「見積の見かた」「比較のしかた」について、最後に

リフォームの見積はたくさんの選択が積み重なってできていますから、単純に合計金額だけを見ればいいわけではありません。

どんな工事内容や材料で見積がされているのかを確認することが必要。

ただ、工事内容や材料など、選択が必要な項目はかなりの数があるので、それらの項目をずべてきちんと理解するのはとても大変。

そんな状況の中、少しでも見積内容を理解するためには「見積書」だけでなく、

  • 図面
  • 仕上表
  • 商品(材料)リスト
  • 口頭での説明

などで、しっかり説明してもらって確認をすることが必要です。

工事が終わってから「この工事も見積に入っていると思ったのに」というトラブルがおきないためにも、この記事を少しでも参考にしていただければ幸いです。

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