リフォームの進め方

【リフォームプランの見かた】よいプランは設計者と施主が協力して作る

リフォームプランのチェックポイント

リフォームのプランが出てきたとき、どんな点に注意したらいいのかなど、リフォームプランの見かたをお話します。

初回打合せでリフォームしたい内容、要望を伝えたら、次はプランが出てきます。

複数のリフォーム会社に依頼している場合は、複数のリフォームプランを見ることになるのですが、どういう見かたをすればいいのか、どう比べたらいいのかが難しいですよね。

1社だけに依頼している場合でも、このリフォームプランで本当にいいのかどうかを決めるのは難しいもの。

単純にワクワクするプランを選ぶのもいいですが、ワクワクする部分の陰に残念な部分が隠れているかもしれません。

この記事では、リフォームプランが出てきたときにチェックするべき点や、注意することについて、以下の内容に分けてわかりやすく説明します。

  1. どうプランを見たらいいのか
  2. どこをチェックしたらいいのか
  3. イメージと違うプランが出てきたらどうするか
  4. プランを見るときに何より大切なことはなにか

リフォームプランを見るときに重要なのは、1回目で満足なリフォームプランが出てくることではありません。

大切なのは最終的に満足できるリフォームプランを設計者と施主とで作り上げていけるかどうか。

それができそうなリフォーム会社かどうかを見極める材料として、リフォームプランを見ましょう。

まるた
まるた
プランそのものより、「このリフォーム会社で大丈夫か」を判断するためのプランチェックです

ただ漠然とプランを受け取って、なんとなく決めるということがないように、ぜひ最後まで読んでよいリフォームプランを作ってくださいね。

まずはリフォームプランの説明をよく聞く

リフォームプランの説明を聞く

初回打合せでお施主様が色々な要望を伝えたことに対して、今度はリフォーム会社のほうからそれに対する回答としてプランを提出します。

リフォームの打合せはキャッチボールですから、初回打合せでお施主様が投げたボールを、リフォーム会社がプラン提出で投げ返すというイメージです。

まるた
まるた

たまに千本ノックばりに次から次にボールを投げてくるお施主様がいますが、設計者も人間です

ボールを投げるタイミングと個数を考えてもらえると嬉しいです

設計者はお施主様から伺った要望をもとに、あれこれ必死で考えプランを作成するわけですが、検討しているうちに色々なことに気づきます。

  • 要望どおりにできること
  • 要望どおりできるけど、他の方法のほうがよさそうなこと
  • 検討してみたけど、どうしても無理なこと
  • 要望をかなえようとすると大きなデメリットがでてきてしまうこと
  • 2通り以上のプランを考え付いたけど、どれがいいか迷うこと

など、キャッチボールで返すボールが、いくつもできてしまっている状態になります。

「お施主様のリフォームに対する想い」

それに対する返事がこの「プラン提出」になります。

まずは、その「設計者の想い」を受け止めてください!

リフォーム会社の熱意、想いは伝わりましたか?

どれだけ一生懸命自分の家について考えてくれたか、その熱意はプランの良し悪し以上に大切です。

そもそも初回のプランで必ずしもお施主様を満足させられるかというとそんなことはなく、

  • 初回プラン出し→たたき台としてお施主様の意見をさらに聞く
  • 2回目プラン出し→お施主様を満足させられるプランを提出

というケースも多々あります。

まずは設計者の熱意を受け止め、

  • その熱意は信頼できるものか
  • この人に家づくりを任せられるか

を判断してください。

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リフォームプランのチェックポイント

リフォームプランのチェックポイント

伝えた要望がきちんと反映されているか

リフォームプランが出てきてまず最初にチェックするのは、「伝えた要望がきちんと反映されているか」です。

たとえば、

キッチンが暗いから明るくしてほしい

と伝えたのに対して、

  • 窓を大きくしました
  • キッチンの位置を変更しました
  • キッチンとダイニングの間の壁を一部撤去しました

など、キッチンを明るくするための検討がされているかどうかをチェックしてください。

キッチンを明るくするための対策がプランに反映されていない場合でも、

「こういう理由で明るくしないことにしました」

などの説明があれば、それについて

  • やっぱり何が何でも明るくしたいから、いいアイデアはないか相談する
  • 明るくすることのデメリットに納得し、明るくすることをやめる

などの対策がとれますね。

よく相談してみてください。

注意するのは、

伝えた要望がプランに反映されてなく、それについての説明がない場合

です。

設計者も人間ですから忘れてしまうことがあるかと思います。

ですから、たくさん伝えた要望の中の1つが抜けていたからといって、そこで「もうこの人ダメだ」と判断するのはおすすめできませんが、

  • とてもやりたい要望として伝えたことが抜けている
  • 伝えた要望がいくつも抜けている

などの場合は、ちょっと真剣さが足りないなと考えてもよいかもしれません。

ここで1つ注意です。

初回プラン提出では多くの場合、間取りなどの大きな部分を決めます。

ですので、

  • 内装(壁紙や床材)
  • 照明器具
  • コンセント

などのこまかい要望については、初回プランには反映されないことが多々あります。

たとえば、要望として「壁は壁紙ではなく珪藻土にしたい」と伝えていたとしても、間取りを話し合うのがメインである初回プラン提出の時には珪藻土について触れられない可能性が高いのです。

このあたりは、その打合せで話し合っている内容を考えながら、

  • 自分の要望がスルーされたのか
  • 今は話し合うべき要望ではないから検討事項としてあがってこないのか

を判断してください。

判断がつかない場合は、リフォーム会社に聞いてみてください。

プラスアルファの提案はあったか?

要望していた内容プラスアルファの提案はありましたか?

たとえば、家が寒いからと床暖房の要望を伝えたところ、インナーサッシや断熱材の提案があったかどうかです。

要望を検討するのはもちろんですが、

  • こうしたほうがもっと良くなる
  • この工事も一緒にやったほうが費用的に無駄がない

などのプロならではの提案があると、よりよい家づくりができますよね。

要望したとおりのプランだけでなく、プラスアルファのプランをもう1案だしてくれる担当者もいいですね。

素人には出せないプロならではの提案があったかどうか

プランを見るときの重要なチェックポイントです!

プランの説明はわかりやすかったか?

プランの説明だけではありませんが、やたらと専門用語が多かったりして「お施主様に説明を理解してもらおう」という配慮が足りない可能性があります。

もちろん一生懸命伝えようとしているけれど、ちょっとわかりにくいなどの場合は、質問をするなどして「専門用語はよくわからないよ」ということを感じ取ってもらえばいいと思います。

よくわからないことをアピールしたにもかかわらず、専門用語連発でコミュニケーションがとりにくい場合は、今後のコミュニケーションも難しくなってきますから要注意です。

話していて楽しいかどうか

リフォームに限らず大切なポイントですよね。

プランに対するお施主様の意見をしっかり聞き取ってくれたか?

先ほど、リフォームの打合せはキャッチボールだとお伝えしました。

お施主様の要望というボールを受け取り、

リフォーム会社がプラン提出というボールを返した。

次は、

リフォーム会社がお施主様のプランに対する感想、想いを聞き取る

です。

そのプランに対してお施主様がどう思ったのかは、よりよいプランにしていくためにとても重要です。

一方的に自分のプランを説明するだけでなく、

そのプランをよりよくするためにどうするか一緒に考えたい

という姿勢を設計者は見せてくれましたか?

これもプランの良し悪しより大切なポイントです。

「気持ちの良いキャッチボールができるかどうか」

とても重要です。

イメージと違うプランが出てきた場合

イメージの違うリフォームプラン

先ほど、1回でよいプランを出してもらえるとは限らないとお伝えしました。

お施主様が、

  • 大きい工事などで優先順位がつけられず、自分の要望を要望としてはっきり伝えられない
  • どんなことができるかわからないから、どういう要望を出していいのかがわからない
  • 自分の想いを伝えるのがあまり得意ではない

場合などは、1回目のプラン出しで満足してもらえるプランを出すというより、話し合いをするためのたたき台プランを出すことも多くあるからです。

「1回でいいプランを出す」ということは、実はそんなに大切ではありません。

「最終的によいプランを作る」ことができればいいのですよね。

ですから、イメージと違うプランが出てきたからといって、残念に思う必要もありませんし、むしろそのプランをたたき台として、イメージとどう違うのかを検討してください。

  • この部屋は6畳じゃなくて、8畳はほしい
  • キッチンとダイニングはもっと一体的な感じがいい
  • もっと窓を大きくしてほしい

など、実際に出てきたプランに対してなら

  • もっとこうしたい
  • ここは違う

などの感想が言いやすいと思います。

あくまでたたき台のプランですから、ここで遠慮して意見を言えないまま進んでしまうと、次のよいプランにつながりません。

たくさん意見を言って、たくさん話し合ってくださいね!

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リフォームプランの見かたについて、何より大切なこと

リフォームの打合せはキャッチボールです。

1回でいいプランが出てこなくても、心配する必要はありません。

お施主様とリフォーム会社がたくさん話し合って、最終的にいいものを作っていくことがベストです。

よいキャッチボールができるリフォーム会社を選んで、よいプランを一緒に作り上げていくこと

これが何より重要です。

よいプランができますように!

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