パナソニックのトイレといえば「アラウーノ」
出荷台数ナンバー1のトイレブランドです。
パナソニックのトイレでイチオシのポイントは、アームレスト!
シンプルなデザインのアームレストなので、いかにも介護用というイメージではなく、トイレ空間の雰囲気を壊しません。
アームレストがついている便器は、パナソニックのアラウーノだけ。
足や腰が悪くてトイレでの座ったり立ったりがツライかたには、パナソニックのアラウーノがイチオシです。
それとパナソニックのアラウーノにはもう一つ特徴があります。
TOTOやリクシルの便器は陶器性ですが、パナソニックのトイレ、アラウーノは樹脂製。
樹脂というと「やわらかくてキズがつきそう」と思われそうですが、パナソニックのアラウーノは便器に有機ガラス系のスゴピカ素材を使用。
このスゴピカ素材は汚れがつきにくく丈夫な素材で、トイレだけでなく、パナソニックのキッチンや洗面台、ユニットバスにも採用されています。
樹脂製なので、陶器と比較してすき間のない形状が作りやすいのも魅力です。
この記事ではパナソニックのトイレについて、良い点、気になる点などをリフォーム設計のプロである筆者が独自の視点で説明していきます。
パナソニックのトイレではなく、TOTOやリクシルのトイレを採用したほうがいい場合についてもしっかり解説しますよ!
ぜひ最後まで読んでみてください。
トイレのリフォーム【完全ガイド】便器選びから注意点!まとめ記事
TOTOのトイレ|リフォームのプロがイチオシする便器メーカー
リクシルのトイレ|掃除しやすい形状が魅力!リフォームのプロが解説
パナソニックのトイレ|便器のイチオシポイント

パナソニックのトイレ「アラウーノ」のイチオシポイントは、アームレスト付き便器です。
足や腰の具合が悪くて、トイレでの立ったり座ったりが辛い人には本当におすすめ。
介護が必要なかた向けではないので、体重をすべてかけてしまうような使いかたは厳しいですが、立ち座りのちょっとしたアシストに使うだけでも本当にラク。
シンプルなデザインのアームレストなので、いかにも手摺という感じではなく、トイレ空間の雰囲気を壊しません。
アームレストは5色の品ぞろえで、便ふたの色柄とコーディネートすることも可能。


アームレストを使わないときには、アームレストを上にはね上げればジャマになりません。
それと、このアームレストは、後付けすることが可能!
もちろんアームレストの後付けはパナソニックのアラウーノで後付けを想定した機種に限られますが、「今はアームレストが必要ないけれど近い将来使いたくなるかもしれない」などの場合には後付けできると嬉しいですよね。
アームレスト付き便器はパナソニックのアラウーノだけですので、「このアームレストにとても魅力を感じてしまった!」という人は、パナソニックのアラウーノ一択です!
次はパナソニックのトイレ、アラウーノの「アームレスト」以外のよいところを紹介していきます。
パナソニックのトイレ|パナソニックの便器のよいところ
パナソニックのトイレ、アラウーノには、アームレストのほかにもよいところがたくさん。
特にお施主様や業界関係者に評判のよいところを紹介しますね。
便座と便器のすきまがない形状

樹脂製だからこそできる、便座と便器のすきまがない形状!
樹脂なので陶器と比べて自由な成型が可能です。
掃除がしやすい形状になっています。
ほかにも、便座の合わせ部やフチ裏もサッと拭きやすい設計です。


スゴピカ素材(有機ガラス系)


スゴピカ素材は汚れがつきにくく、丈夫な素材です。
パナソニックのトイレ、アラウーノだけでなく、パナソニックのキッチン、洗面台、ユニットバスにもスゴピカ素材が使われています。
水廻り商品は汚れがつきにくいことがとにかく重要なので、嬉しい機能ですね。
オゾン水

パナソニックのトイレ、アラウーノは、便器内に除菌効果のあるオゾン水を自動で散布。
除菌をすることで汚れの原因菌を抑制してくれます。
TOTOのきれい除菌水と同じような機能ですね。
オゾン水は水から生成するので、特別な薬品を必要としません。
手間がかからず、環境にもやさしいのが嬉しいですね。
それと、便器で最も汚れが気になる場所は、筆者の独断によりウォシュレットのノズル!
オゾン水はしっかりノズルも自動洗浄してくれます。

しかもパナソニックのノズルはステンレス製で汚れにくいのも嬉しいです!
パナソニックのトイレ|パナソニックの便器で気になるところ
実際にリフォーム現場で採用した上で判明した、パナソニックの便器で気になるところを紹介します。
節水便器

パナソニックの便器だけではありませんが、パナソニックの便器は「節水」をウリにしています。
この節水型便器、建築業界関係者には本当に不評!
理由は流れないこと!
毒に若い男の子の「大」
2回~3回流してやっと流れるという話もよく聞きます。
それと排水管の勾配はそんなにきつくありませんから、排水管の中を流れていくのにもある程度の水量が必要。
水量が少ないと排水管の中で汚物が滞留するので、その後しばらく水を流さないと排水管の中で汚物が腐敗。
あんまり考えたくない状況になることも。
とはいえ、今はどこの便器メーカーもとにかく節水を推しているのでこの不満点を解消することは難しい現状です。
樹脂製便器ゆえの問題
パナソニックのアラウーノは、TOTOやリクシルの陶器製便器とは異なる樹脂製便器。
樹脂製で軽いので、アラウーノは便器の据え付け作業がとてもラクなんです。
ですので、軽くて施工がラクという業者側の都合で採用されることが多く、パナソニックのアラウーノはTOTOやリクシルの便器をおさえ、出荷台数ナンバー1。
でも、樹脂製便器だからこその困ったこともいくつか耳にしているので、それを紹介します。
洗剤を使って洗浄

パナソニックのアラウーノは洗浄に洗剤を使用します。
この泡があることで2つの問題点が。
- 台所用中性洗剤を便器に注入する手間がかかる
- 泡があることで排泄物をチェックすることができず、健康確認がしにくい
1つめの洗剤注入が手間だというのは、ずぼらな私だけかもしれませんが、ちょっと面倒だなと感じる人もいるかと思います。
問題なのは2つめの健康確認。
健康確認として排泄物をチェックするため、便器の色は白を選ぶことが多いのですが、パナソニックのアラウーノの場合は泡があるため排泄物がほとんど見えません。
このことが気になってアラウーノを選ばないかたもけっこう居ます。
便器の黄ばみ、変色のクレームがある
便器を新しくしてそんなに年月が経っていないのに変色してきたという話を、実際に施工したお施主様から何度か聞いています。
もちろん、何も問題がなく使っているお施主様がほとんどですが、他社と比べて変色のクレームは少し多いように私は感じています。
パナソニックのトイレ以外を選んだほうがよい場合
パナソニックのトイレ、アラウーノで私がイチオシするのは、「アームレスト」です。
このアームレスト機能が気に入った人は、パナソニックのアラウーノ一択ですが、そうでない場合は、TOTOやリクシルの便器を選んだほうがいい場合も。
別記事にも書いていますが、筆者は総合的にみてTOTOの便器をイチオシとしています。

画像はTOTOのネオレストAHタイプ。
イチオシの理由は、TOTOの便器が機能的にも素晴らしく、クレームも圧倒的に少ないからです。
詳しくは、別記事を読んでみてください。
TOTOのトイレ|リフォームのプロがイチオシする便器メーカー
それと、「とにかく掃除がしやすい便器がいいんだ」という人には、リクシルの便器をおすすめしています。

画像はリクシルのトイレ、サティスGタイプですが、この便器は側面につなぎ目やくぼみがまったくない形状。
ここまでつなぎ目やくぼみの少ない便器は、TOTOやパナソニックにもなく、リクシルのサティスGタイプだけ。
リクシルのトイレ|掃除しやすい形状が魅力!リフォームのプロが解説
パナソニックのトイレ|便器の選びかた
パナソニックのトイレ、便器を選ぶにあたって、パナソニックのすべての便器にここで紹介した機能がついているわけではありません。
「この機能が気に入った」という場合は、その機能がついているかを確認して便器選びをしましょう。
この記事でイチオシとしたアームレストがついているのは、アラウーノL150シリーズだけ。
「アームレストをぜひつけたい!」という場合は、自動的にL150シリーズとなります。
また、パナソニックのトイレ、アラウーノには、タンクレスとタンク付きの両方がありますので、タンクレス便器を選ぶ場合は、「水圧」を必ず確認する必要が。
パナソニックのトイレ、アラウーノにはL150シリーズ以外にもたくさんの便器があります。
パナソニックのトイレページのリンクを貼っておきますね。
パナソニックのトイレまとめ
パナソニックのトイレ、アラウーノでイチオシのポイントは、L150タイプにつけられるアームレスト。
このシンプルなデザインのアームレスト付き便器に一目ぼれしたかたは、パナソニックのアラウーノ一択です。
また、パナソニックのトイレではなく、TOTOやリクシルの便器を選んだほうがいい場合についてもお伝えしました。
この記事だけでなく以下の関連記事もしっかり確認し、自分にとって最高の便器を見つけてくださいね!
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リフォーム会社紹介サイト【ホームプロ】で最適な会社探し!プロが教える使いかた
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