リクシルのトイレについて、リフォーム設計のプロが解説します。
リクシルのトイレで有名なのが「サティス」
掃除のしやすさやコンパクトさをウリにしている、リクシルのトイレブランドです。
リクシルのトイレ、サティスの一番のおすすめポイントは、掃除がしやすい形状。
サティスGタイプの側面にはつなぎ目がなく、お手入れがとてもラクです。
リフォーム設計歴20年超の筆者は、
このようなお施主様には、リクシルのトイレ「サティスGタイプ」をおすすめしています。
それと、リクシルは便器表面をなめらかに仕上げて、汚れをつきにくくする「アクアセラミック」という技術を2016年から採用。
それまでのリクシルの便器は、表面にコーティングをすることで汚れをつきにくくしていたので、定期的にコーティングをし直す必要がありました。
でも、このアクアセラミックは、専用の釉薬を使用し焼き上げた「100年クリーン」
掃除のしやすさが一番大切だという人は、ぜひリクシルのトイレ、サティスを検討してみてください。
この記事では、リクシルのトイレについて、良い点、気になる点などを、プロである筆者が独自の視点で説明。
リクシルのトイレではなく、TOTOやパナソニックのトイレを採用した方がいい場合についても、説明します!
ぜひ最後まで読んでくださいね。
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リクシルのトイレ|便器のイチオシポイント
リクシルのトイレ、サティスのイチオシポイントは、とにかく掃除がしやすい形状だということ。

画像は、サティスGタイプですが、便器側面につなぎ目がまったくありません!
しかも、凸凹のない形状なので、とても掃除がしやすいです。
つなぎ目やくぼみにたまる汚れを掃除する必要がないので、ササっと拭くだけでOK。
トイレは狭い空間なので、お掃除が大変だと本当に困りますよね。
TOTOやパナソニックの便器と比較しても、このリクシルのトイレ「サティスGタイプ」ほどつなぎ目やくぼみの少ない便器はありません。
このような人におすすめのトイレです。
次はリクシルのトイレ、サティスの「掃除がしやすい形状」以外のよいところを紹介していきます。
リクシルのトイレ|リクシルの便器のよいところ
リクシルのトイレ、サティスには、掃除しやすい形状以外にも、よいところがたくさん。
特にお施主様や建築業界関係者に評判がいいところを紹介しますね。
100年クリーンアクアセラミック素材
リクシルのトイレ、サティスは100年クリーン「アクアセラミック」素材を便器に使っています。



アクアセラミックは特殊な釉薬を使用し、便器表面をツルツルに焼き上げることで、水アカや汚物がつきにくくなる機能。
コーティングではないので、その効果は半永久的。
ただ、ネットを検索してみると、
このような口コミがいくつかあります。
「アクアセラミック」は2016年に採用された技術なのでまだ歴史が浅く、同様の機能であるTOTO「セフィオンテクト」と比較すると、少し安心感は低め。
もう少し様子をみてから採用を決めてもいいかもしれませんね。
側面以外も掃除がしやすい形状
リクシルのトイレは、側面以外にも掃除がしやすい工夫がされています。



- スマートフチ形状
- キレイ便座
- 電動お掃除リフトアップ
など、便器側面以外も掃除がしやすくなっています。
とはいえ、これらの掃除がしやすい形状は、TOTOもパナソニックも同様。
特にリクシルだけが秀でているわけではありません。
サティスSタイプはコンパクト
リクシルのトイレ、サティスには、これまで紹介してきた便器側面につなぎ目がない「Gタイプ」の他に、「Sタイプ」があります。

サティスSタイプは、コンパクトさとシンプルさがウリ。
便器前出寸法650㎜というコンパクトさを実現しています。
トイレ空間は狭いので、コンパクトな便器は嬉しいですね。
とはいえ、座りごこちをしっかり確認してから選ぶことをおすすめします。
大きめの便器にゆったり座るのを好む人もいらっしゃいますから。
リクシルのトイレ|リクシルの便器で気になるところ
リクシルの便器だけではありませんが、リクシルの便器は「節水」をウリにしています。

この節水型便器、建築業界関係者には本当に不評です!
なぜかというと、流れないから。
とくに若い男の子の「大」
2回~3回流して、やっと流れるということも。
もちろん個人差があるので、1回で流れる人もいますが、そうでない人がたくさん。
排水管の勾配はそんなにきつくないので、排水管の中を汚物が流れていくのに、ある程度の水量が必要です。
水量が少ないと排水管の中で汚物が滞留。
その後しばらく水を流さないと、排水管の中で汚物が腐敗することも。
とはいえ、今どこの便器メーカーもとにかく節水を推しているのでこの不満点を解消することは難しい現状。
リクシルのトイレ以外を選んだ方がよい場合
掃除がしやすい形状がイチオシのリクシルの便器ではありますが、総合的にみて筆者はTOTOの便器をイチオシとしています。

TOTOのトイレがなぜ筆者イチオシなのかは、別記事で説明しているので、あわせて読んでみてください。
TOTOのトイレ|リフォームのプロがイチオシする便器メーカー
それと、「足や腰が悪く、便器にアームレストがついていると使いやすい」という人には、パナソニックの便器がおすすめ。

便器にアームレストがついているのは、パナソニックのアラウーノ便器だけ。
トイレでの立ったり座ったりが苦痛に感じる人は、アームレストがあると、とても便利に使えます。
アームレストは可動式。
不要な時は上に上げられるので、ジャマになりません。
このアームレスト、人によっては一目ぼれするほど気に入ってもらえる機能です。
アームレストに一目ぼれした人は、パナソニックのアラウーノ一択!
パナソニックのトイレ|アームレストが便利!リフォームのプロが解説
リクシルのトイレ|便器の選び方
リクシルのトイレ、便器を選ぶにあたって、リクシルのすべての便器にここで紹介した機能がついているわけではありません。
「この機能が気に入った」という場合は、その機能がついているかを確認して便器選びをしましょう。
また、リクシルがイチオシしている便器は、タンクレスの「サティス」シリーズ。
タンクレス便器を選ぶ場合は、「水圧」を確認する必要があります。
水圧が低い場合、ブースター付きの便器を選ぶ必要がありますので、リフォーム会社に確認してみてくださいね。
さて、サティスですが、2つのシリーズがあります。
- 便器側面にまったくつなぎ目がなくお掃除がラクな「サティスGタイプ」

リクシルのトイレのイチオシポイントである「側面につなぎ目がまったくない」便器が、サティスGタイプです。
- コンパクトさとシンプルをウリにした「サティスSタイプ」

便器前出寸法650㎜というコンパクトさが魅力のサティスSタイプ。
狭いトイレ空間におすすめ。
リクシルのトイレにはサティス以外にもたくさんの便器があります。
リクシルのトイレページのリンクを貼っておきますね。
トイレリフォームの必勝法
トイレのリフォームをする人は、リフォームを成功させるための知識を身に着つけませんか。
リフォームに失敗する人を1人でも減らそうと、書いた記事があります。
リフォーム成功に必要なたった1つのこと|すべての失敗はコレが原因
リフォームのウラもオモテも知り尽くした筆者が、あなたにリフォームの必勝法を伝授します。
リクシルのトイレまとめ
リクシルのトイレでイチオシのポイントは、サティスGタイプの側面につなぎ目がまったくない便器形状。
とにかく掃除をラクにしたいんだ!という人におすすめの便器です。
また、リクシルのトイレではなく、TOTOやパナソニックの便器を選んだほうがいい場合についてもお伝えしました。
この記事だけでなく以下の関連記事もしっかりチェックし、自分にとって最高の便器を見つけてくださいね!
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